架空請求のメールにまんまと騙されてしまいましたが、被害はお金だけでは済みませんでした。
こういったメールは無視するのが一番だといいますが、本当にその通りです。
というより、悪徳商法の詐欺があったら、無視以外のことを一切してはいけません。
これを守らなかったために、今もとても困っている状態です。

私の元に来た架空請求のメールは、総合消費料金未納分という名目でした。
今考えると、いや、その時考えてもいったい何の料金なのかさっぱりわかりません。
とにかくその料金の未納が続いているので、
運営会社から民事訴訟の訴状が裁判所に提出されていると言います。

このまま放置しておくと、裁判所から正式に通知がきて、
不動産などの財産差し押さえなどの処置が行われると書いてあり、
身に心当たりはないのですが、ただ事ではないと感じました。

その下に、架空請求業者による手口で似たようなハガキが来ることがあり、
もしも身に覚えがないならば早急に連絡をするように書いてありました。
連絡先が民事訴訟の組合名だったので、何かの詐欺であれば
確認をしておいた方がいいと判断し、とにかく記載されている電話番号へ電話をかけました。

民事の会社ではなく、公的機関なのかと思っていたので、
言われたとおりに20万円近い請求金額の支払いをしてしまいました。

ただし、話はこれで終わりではありません。
これをきっかけに、迷惑メールや悪徳商法の勧誘らしき電話が頻繁にかかるようになってきました。
メールはアドレスを変える羽目になりましたが、電話番号は安易に変えるわけにもいきません。
あの時最初に無視をしてさえいればと、今も後悔しています。